2021年12月16日
駅伝大会と米づくりの意外な関係
「絆の像」
箱根駅伝のゴール地点にある
銅像です

新春の箱根路を走る選手たち
その選手をつなぐのが「襷(たすき)」
さかのぼること104年前、
大正6年(1917年)に日本初の駅伝大会が
開催されました
駅伝大会の名称は、
東京奠都五十年奉祝東海道五十三次駅伝競走
とうきょう
てんとごじゅうねんほうしゅく
とうかいどうごじゅうさんつぎ
えきでんきょうそう
明治天皇が東京を都と定めたことを
奠都(てんと)といい、その奠都の
五十年目を祝う大会ということですね
昔は、物を運ぶ手段は馬や人が中心でした
当時は着物を着ていたため馬に乗る際に
邪魔にならないよに「襷をかけていた」
その名残から、現在の駅伝では
「襷(たすき)」を中継地点でつなぐ
という説があるそうです
そういえば、写真のように
襷をかけて田植えをする様子を
みたことがあります

襷をかけて田植えをする
収穫した米を襷をかけて馬に乗り人が運ぶ
駅伝と米づくりにも意外な関係があったことに
驚きますね
ちなみに、伊万里市内一周駅伝大会が
始まったきっかけは、戦後に米を政府に
納め終わった頃に村の絆を深め、
収穫の喜びを皆で分かち合った、、、
という歴史があると聞きました
地域によって米づくりと伝統行事には
深い関わりがたくさんありそうですね